自家歯牙移植治療
歯を失ってしまった場合に、歯の機能を回復する治療としては、「人工的な歯根を埋め込むインプラント」と「自分の親知らずを利用して歯を別の部位に移植する自家歯牙移植」があります。
健康な歯根の表面には歯根膜という細胞が付着しています。
抜いた直後にはその細胞が生きている為、他部位の骨組織内に戻すことでその部位で定着します。主に余っている親知らずを使用します。症例によっては保険適応となる場合があります。
あまり役に立っていなかった親知らずなどの歯が重要な部位で活躍するのです。こんなにありがたい話はありませんね!
歯の根が割れてしまったため抜歯せざるをえない歯の後ろには、親知らずが残っていました。
抜歯後そのまま親知らずを移植、固定1ヶ月、根の治療、かぶせ物の治療を経て、4年経った今も違和感なく生活を送れています。
自家歯牙移植術 ¥63000(税込)
※部位と状態によって保険の適応となる場合があります。